若者よ声優業界に風穴を開けるのだ

声優の仕事内容

ひと昔、ふた昔前の声優は人前に顔を出すことがなかったが、現在は活動の幅が非常に広がった。現在の声優の仕事はだいたいこんな感じだ。

  • アニメ
  • 映画、ドラマの吹き替え
  • テレビ、CMのなれしょん
  • ラジオパーソナリティ
  • 交通機関、商業施設のアナウンス
  • パチンコ
  • ゲーム
  • タレント
  • アイドル歌手



声優の仕事は十数年前から現在にかけて声だけの仕事ではなくなった。テレビに出演し、歌手として活動し、ファンとの握手会まで行う等、アイドルと活動内容が変わらなくなった。


声優であるという武器も踏まえればアイドルの上位互換のような存在になっているのである。


現在声優を目指す若者は30万人もいるという。なぜ、そこまで声優にあこがれる若者が多いのだろうか。

なぜ声優を目指す人が多いか

声優に憧れる人が多い理由は大きく二つあると考えている。

1.声優という職業の格が上がった


日本は他国と比較して圧倒的に漫画やアニメといったオタク文化が発展しており、その傾向は年々強まっている。


そういった背景により、より若者がアニメを見て、話題にする機会が増えていった。


そして、アニメ自体だけでなく、そのアニメに出演している声優も話題に出されるようになったのだ。

2.敷居が低そうに見える


声優という職業はもちろん上手い、下手はあれど、声さえ出せれば誰でもなれてしまうという印象がある職業である。


そういった印象だけが先行し、多くの若者が自分も声優になれるかもしれないという淡い希望を抱いて声優を志すのだ。


現在の声優は顔出しの露出が当たり前のため声優としての技術だけでなく、容姿も求められる。

しかし、それだけでは第一線では活躍できず、様々な特技やキャラ付けが求められる厳しい職業なのである。

声優の事務所の役割

声優には養成所という声優の専門学校が存在していいて、その中からさらにオーディションでふるいにかけられ、選ばれた人だけが声優事務所に所属することができる。

その倍率は実に4倍ほどに上り、養成所に入ったとしても誰もが声優事務所に所属できるわけではない。


もちろん勝ち残って声優事務所に所属した人たちにはそれなりにメリットがある。


演技のレッスン等が受けられる、アニメ声優のオーディションを優先的に受けられる、テレビやラジオへの出演がしやすくなるというのがメリットだ。


しかし、レッスンに関して言えば、無料というわけではなく、1レッスン4000円ほど支払いが必要あらしい、、、、


人気声優まで上り詰められればたいした費用ではないかもしれないが、仕事が安定していない声優にとってはかなりの痛手だ。

アニメ声優の競争率

声優にとって事務所所属はゴールではない。アニメ声優のオーディションという厳しい競争を勝ち抜いてアニメに出演する必要がある。


結局アニメへの出演が決まらないと社会的には何もしていないニートと同じような扱いを受けてしまう。


では、一つのアニメにいったい何人が応募するのか?


例えば、「ラブライブ!サンシャイン!!」は1000人以上が応募して合格者は9人という狭き門だ。


もちろん、一つのアニメのオーディションに合格したからと言ってその後継続して仕事が続く保証もない。


その期のアニメごとの出演声優一覧を見てもらえれば分かると思うが、同じ声優が同時期の異なるアニメに出ていることが頻繁にある。


これは新人の露出機会が極端に低いということだ。


さらに言えば、特に女性声優に関しては年齢制限が設けられていることが多く、年々受けられるオーディションが減っていくという消耗戦なのである。


声優というのは数少ないチャンスを藁をもつかむ思いで追いかけ続ける恐怖と自身の年齢や後輩声優に追いかけ続けられる恐怖に苛まれるのである。

声優のギャラ

新人の場合はアニメ一本の出演料は15000円、ベテラン声優でも最高で45000円しか貰えないのだ。

一般的に職人というのはいいものを作れば作るだけ際限なく、収入が上がるものなのだが、声優という職行は一本でいくらという非常に労働集約的な仕事となっている。

本来であればアニメがどれだけヒットしたかによって報酬が決まる方が健全だが、そうはなっていない。

テレビ業界も出演料という形で報酬を支払っているので声優同様労働集約的なのだが、出演料の上限が圧倒的に高い。

例えば朝や昼の帯番組を任されれば司会のギャラは100万超えが当たり前となっており声優と比べた際に能力が適正に評価されている。

こういった不当な状況が続いているのに声優になりたいという若者が増えているのも劣悪な労働環境が改善されない理由の一つだ。

この環境では声優だけでなく、声優事務所も見入りが少ないので最近の声優は声優以外の仕事、例えば、ヒット度合いに比例して収益が上がる歌手としての仕事や出演単価が高いテレビ出演の仕事が増えているのである。

今の環境で声優としてブレイクする方法

声優の業界というのはまだまだ古いしきたりに縛られている業界だ。自分で自分を売り込むという文化がないのだ。



例えばお笑い芸人のように自分でイベントを企画するといったことをしている人を見ない。そのため世代交代がなく、若い世代にチャンスが巡ってこないのである。



例えば容姿のいい女性声優がキングコングの西野のように直接オフラインでトークライブのチケットを売ったらそれなりに話題にもなるだろうし、人も集まるだろう。



もちろん女性なので付き添いぐらいはいたほうが安全かもしれないが、、、そういった行動力を持った人がいないのだ。



他にも自分を売り込む発信方法は多数ある。その一つはYoutubeだ。



もちろんYoutubeで結果を出すためには声優としての力だけでなく、Youtuberとしての力が要求される。とはいえ、何の知名度も無い人が始めるよりは断然有利なのである。



そして声優の場合はYoutubeでの活動は広告収益を得ることに留まらない。Youtubeで知名度を上げることで声優としての仕事が増える可能性があるのだ。



これは芸能人全般に言えることだが、Youtube以外のメディアで露出機会がある人間はYoutubeでの活動がYoutube外のメディアに波及していくのである。そして外部メディアをきっかけに視聴者がYoutubeに流入する相乗効果がある。



つまり、個人で発信を行うという行動が声優業界の古いしきたりに風穴を開けるのだ。



こうしたイノベーションを起こそうとしている人は私は応援したい。

声優Youtuberの紹介



何人かYoutubeで活動している声優さんを紹介する。



声優三姉妹【チームY】(佐々木未来、愛美、伊藤彩沙)

【女性声優】『チームY』YouTubeはじめました!!!【自己紹介】

ガクともチャンネル(梶原岳人)

【おのDが来たぞぉ!!】ガクトとこんな関係性が!?【免許は早めに取りましょう】

小野坂昌也☆ニューヤングTV(小野坂昌也)

【BLEACH Brave Souls】平子と檜佐木が公式情報先行配信!本人なりきりでブレソル紹介【小野坂昌也☆ニューヤングTV】



ある程度動画が再生されている声優Youtuberに共通するのは売れているYoutuber達と遜色ないサムネイルの作成や編集ができているということだ。



数年後には登録者100万人の声優Youtuberが現れてもおかしくない。今声優業界は変わろうとしている。



声優同士で競い合うだけではなく、これまで声優を見てこなかった層にも声優というものをアピールしていくことが必要なのだ。


一人でも多くの声優に古い慣習を壊して貰えればと思う。



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